「DENKEN WEEK」でアートに触れた記録【日南市飫肥城跡】
2018.10.18
こんにちは。まだまだ暑いですが、秋を感じるような気候になってきました。先週末から今週末まで飫肥城下で開催中の「DENKEN WEEK」に行ってきました。週末に行くことができず、ガストロノミーを味わうことができず、クラシックカーも見ることができなかったのが悔やまれます。今回は、平日ということもあり、常設されているアート作品を中心に楽しみました。実は、アートに触れる機会って多くないなぁと改めて感じました。
DENK WEEKのはじまりはじまり
飫肥といえばおなじみ「おび天」。足を運んだらぜひ食べたい名物品。
DENKENってなに?
DENKENは、「重要伝統的建造物群保存地域」の略称。九州で初めて「重要伝統的建造物群保存地域(略して:DENKEN)」に認定されたのが宮崎県日南市にある飫肥城下町です。DENKENは、40年以上の歴史を祝する祭典で、9日間限定で普段の飫肥以上に非日常的な時間を体感することができます。
今まで見逃していた建造物等にも特別にこの期間だけなんと無料で入ることができます。アーティストの半分以上が宮崎県出身という地元というのもポイントが高いですね!
DENKENの会場になっている場所は「提灯」がぶら下がっているのが目印
今回は、実際に回った中で、オススメを簡単にご紹介します
作家さんに会ってお話が聞ける。
期間もそこまで長くないため、在廊されている作家さんが多いようです。平日だとのんびり巡ることができ、作家さんとゆっくりお話することも可能です。在廊されているときは声をかけたいところ。運が良いと制作しているところに出くわすこともあります。旧子鹿倉家に作品展示をしている陶芸家の園田空也さん(三股町在住)の作品を見に行ったとき、偶然かもしれませんが、その場で制作されていました。
制作している園田さんに遭遇
液体を注ぎなら模様をつけていました。お話を伺ったところ、日本の伝統技法ではなく西洋のやり方のようです。
完成品がこちら。模様がキレイにつき、唯一無二であることがわかります。
こんな感じで作品展示をしています。もちろん、購入できる陶器もたくさん。
飫肥の町を丁寧に散策。魅力が再発見できる
飫肥城跡に何度か来ていたのですが、大手門通りから大手門がメインで「旧山本猪平家」や「小村寿太郎生家」などは実は入ったことがありませんでした。(お恥ずかしい…)
これを機会に新しい飫肥の町を開拓でき丁寧に散策でき、さらに著名な作家さんたちのアート作品に触れることができるとはなんともありがたい嬉しいです。
明治の商人屋敷を今に伝える飫肥の豪商であった山本猪平の
ご自宅「旧山本猪平家」に飾られた入江万理子さんの作品
松尾の丸の襖に投影されたプロジェクションマッピング。
一味ちがう雰囲気になります。
上記は、展示されている作品の一部です。続きは、飫肥城まで足を運んで見てください。
古民家ランチを味わうなら「武家屋敷 伊東邸 おび茶寮」
アートをのんびりみているとお腹が減ってきますよね。飫肥城下らしく、ちょっとおしゃれな古民家でランチをしたいなぁ〜なんて思っていたら見つけました。その名も「武家屋敷 伊東邸 おび茶寮」。
外観から間違いなし!美味しそうな雰囲気が漂ってきます
内装もお洒落。平日ですがほぼ満席でした
部屋からみた外の景色がなんともおもむ趣があります
ランチメニュー。体に優しい朝ごはんも営業中。
一番人気の「油津港水揚げ生まぐろ丼」。考えられないまぐろのボリューム!
これなら1,620円(税込)も納得
宮崎らしくチキン南蛮、たまご焼きなどもありますが名物は海の幸「油津漁港水揚げのまぐろでまぐろ丼まぶし」のようです。なんと食べ方が3段階あるみたいです。
まぐろをお刺身で食べて、丼(どんぶり)で食べて、最後にお茶漬けで食べる!1つの定食で、3度も楽しめるなんて嬉しいですね〜。ご飯がおかわり自由なのも嬉しいです。
今週末まで開催中!
今週日曜日まで開催していますが、残り数日!週末の10月20日(土)〜21日(日)は「飫肥城下まつり」も同時開催をするようでさらに盛り上がりそうです。
「DENKEN WEEK」詳細概要
【日時】平成30年10月13日(土)-10月21日(日)
【場所】宮崎県 日南市・飫肥(おび)地区の各エリアにて
【入場料】無料 (有料施設も特別に無料!)
【WEB】https://denken-obi.jp/denken/
【主催】飫肥城下文化財を活用した観光まちづくり事業協議会
【動画】